mcp-backlog-server

Backlog MCP Server, a TypeScript-based server integrating Backlog and Model Context Protocol (MCP).

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Added on 3/28/2025

mcp-backlog-server

Backlog MCP Server

これはBacklogとModel Context Protocol (MCP)を統合するTypeScriptベースのサーバーです。以下のMCPの主要概念を実装しています:

  • Backlogプロジェクトを表すリソース(URIとメタデータを含む)
  • Backlog APIと対話するためのツール
  • Backlogデータの要約と分析を生成するためのプロンプト

機能

リソース

  • backlog://project/[id] URIを通じてBacklogプロジェクトにアクセス
  • 各プロジェクトリソースにはプロジェクトのメタデータと詳細情報が含まれる
  • 構造化データアクセスのためのJSON形式リソース
  • プロジェクト内の課題(イシュー)へのアクセス
  • プロジェクト内のWikiページへのアクセス

ツール

  • get_backlog_user - 現在のBacklogユーザー情報を取得
  • get_backlog_space - Backlogスペース情報を取得
  • list_recent_projects - 最近閲覧したBacklogプロジェクトを一覧表示
    • 件数と並び順を設定可能
  • get_project_issues - プロジェクトの課題を取得
    • ステータス、担当者、ページネーションなどでフィルタリング可能
  • get_issue_detail - 特定の課題の詳細情報を取得
  • get_issue_comments - 課題のコメントを取得
  • add_issue_comment - 課題にコメントを追加
  • get_issue_comment_count - 課題のコメント数を取得
  • get_issue_comment - 特定のコメントの詳細情報を取得
  • get_wiki_page_list - Wikiページの一覧を取得
    • プロジェクトやキーワードでフィルタリング可能
  • get_wiki_page - 特定のWikiページの詳細情報を取得
  • update_wiki_page - Wikiページを更新

プロンプト

  • summarize_projects - 最近閲覧したBacklogプロジェクトの要約を生成
  • analyze_backlog_usage - ユーザー、スペース、プロジェクトデータに基づくBacklog使用パターンの分析
  • summarize_wiki_pages - プロジェクトのWikiページの要約を生成

必要条件

  • API アクセス権を持つ Backlog アカウント
  • 環境変数:
    • BACKLOG_API_KEY: Backlog API キー
    • BACKLOG_SPACE_URL: Backlog スペース URL (例: https://your-space.backlog.com)

開発

依存関係のインストール:

npm install

サーバーのビルド:

npm run build

自動再ビルドによる開発:

npm run watch

インストール

Claude Desktopで使用するには、サーバー設定を追加します:

MacOS: ~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json Windows: %APPDATA%/Claude/claude_desktop_config.json

{
  "mcpServers": {
    "mcp-backlog-server": {
      "command": "/path/to/mcp-backlog-server/build/index.js",
      "env": {
        "BACKLOG_API_KEY": "your-api-key",
        "BACKLOG_SPACE_URL": "https://your-space.backlog.com"
      }
    }
  }
}

デバッグ

MCPサーバーは標準入出力を介して通信するため、デバッグが難しい場合があります。MCP Inspectorの使用をお勧めします。これはパッケージスクリプトとして利用可能です:

npm run inspector

InspectorはブラウザでデバッグツールにアクセスするためのURLを提供します。

技術詳細

このサーバーは以下の主要コンポーネントで構成されています:

  • index.ts - メインエントリーポイント、MCPサーバーの初期化と設定
  • backlog-client.ts - Backlog APIとの通信を処理するクライアント
  • handlers/ - リソース、ツール、プロンプトのハンドラー
    • resource-handlers.ts - プロジェクト、課題、Wikiのリソース処理
    • tool-handlers.ts - Backlog APIとのインタラクションツール
    • prompt-handlers.ts - プロンプト生成機能
  • types.ts - Backlog APIレスポンスの型定義
  • config.ts - 環境変数からの設定読み込み